「盆、暮れ、正月ぐらいは墓掃除と墓参り」「近い身内の命日にも参るべき」

法栄寺に参拝される方々は、こう言ってお墓に参られ、余裕があれば近くの檀家信者さんのお墓にお参りもしておられます。

しかし、ネット等みていると

「お墓は掃除しなくちゃいけないのですか」「義実家のお墓まいり」「管理料を支払っているのだから霊園が掃除すべき」等々色んなお話を見聞します。

しかし、なんだか日本人は決め事が無ければ動けないのかなぁとも思い悲しくなります。

お墓に足を運ばれるには義理も義務もあるでしょうが、先祖にお参りという気持ちもあるでしょう。

言い換えればじいちゃんばあちゃんの家に行くのと一緒です。そこで普段から綺麗にしているお家に雑草が一本生えていて自分達では手が届かないと嘆いているじいちゃんばあちゃんがいたら草を代わりに抜いてあげませんか?

自分達はさも死後も意識がある前提で「舅・姑と一緒の墓に入りたくない」「旦那と同じ墓なんてまっぴら」「実家の墓に入りたい」と口さがない方の意見をよく聞きますが、自分の死後を想像できるのにどうして先にお亡くなりになった方に意識があるという感覚を持たないのかが不思議でなりません。

先に入られている先祖様や旦那様や舅姑様のほうが後から入ってくるのに文句を言う相手なんてまっぴら御免と拒否されているかもしれません。

死後意識を保てる自信満々の方々(私には到底そんな自信はありません)はお墓のお掃除を義理か厄介に感じるのなら、自分が埋葬された後は遺された方を考え、お掃除はご遠慮されるということなのでしょうか。

なんだかとっても不思議です。

お墓のお掃除お参り、誰がしなければならないということではありません。お供え物、軍手一双と、どうか思いやりの心を持っていってあげてください。